人も自然も輝く未来に

ブログ

2011年9月8日

暴力団排除条例

 島田紳助の引退で知られるようになった「暴力団排除条例」。大阪府でも昨年11月に公布、今年4月から施行されています。

 

大阪府暴力団排除条例は、暴力団を恐れない、暴力団に資金を提供しない、暴力団を利用しない、ことを基本理念として、次の内容を定めています。

〇公共工事等からの暴力団の排除

〇暴力団員等に利益の供与をすることの禁止

〇暴力団事務所の開設等の禁止(例:学校の周囲200メートル)

〇暴力団事務所としての不動産の譲渡・賃貸の禁止、

及び、暴力団事務所でないことの確認、契約の解除条項、などの努力義務

 

一段と厳しい内容を定めているのは東京都条例で、今年10月から施行されます。

東京都条例は基本理念に、暴力団を「恐れない」「試験を提供しない」「利用しない」だけでなく、「暴力団と交際しない」も加わえています。

そして、一般事業者の取引活動や都民の日常生活にも関係する、大阪府条例には無い次のような努力義務が定められています。

〇事業者は、契約時に相手方が暴力団関係者でないことを確認する

相手方が暴力団関係者と判明した場合、催告なく契約を解除できる旨の特約を契約書に入れる

〇祭り等の主催者等は、行事の運営に暴力団関係者を関与させない

詳しくは、http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/sotai/image/gaiyou.pdf   が判りやすいです。

 

修習生だった80年代終わりはまだ、名古屋の先輩弁護士が、浜松の一力一家の暴力団事務所の使用禁止の仮処分事件に奔走しておられました。

91年に成立した「暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律」(暴対法)は、新人弁護士の私の目にも、見る見る世の中から暴力団を駆逐していきましたね。この20年で、暴力団の「社会的地位」や影響力は激変したと思います。

まっとうな市民や経営者は暴力団や暴力団員と一切関係しない、それが最近の常識だと思います。


このページのトップへ


Copyright (c) 2011 赤津法律事務所 ALL Rights Reaserved