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2011年8月1日

S市「みんなの審査会」(事業仕分け)

31日は、朝9時から夕方5時までS市版事業仕分け「みんなの審査会」の検討委員をしてきました。昨年に続き、2回目です。日曜日だけど、検討委員なので、あまりカジュアルな格好もなぁと思いつつ、白のスーツだけはやめとこ・・・・だって、蓮舫みたいだもん。

 

担当になった御題は「子育てのまち」。対象事業は、放課後に学生やOB教師のスタッフが学校授業の補習的な指導をする「マイスタディ事業」、小学校施設開放事業、定時制高校と夜間中学の補食(軽い給食)事業、青少年の家や自然の家の管理運営事業、の4つでした。

 

検討のやり方は、担当部局がPDCAで自ら検討した「点検シート」に沿って説明したあと、必要性、公平性、有効性、効率、社会状況やニーズ変化への適合性、実施主体の妥当性、の観点から、質問、議論していく、というものでした。

 

PDCAでやはり難しいのはCheckですね。マイスタディ事業は「学力向上」が事業目的なんだから、結局、受けてる子どもたちの成績は上がったの?ってとこをCheckすべきなんだけど、最初のプレゼンではよく判らなかった。でも、質問したら、ちゃんと単元毎のテストでは成績アップが見られたとのことでした。本来は学校の授業だけで、どの子も判るようになるべきだけど、塾よりはこういう事業を進めてほしいです。

 

「自然の家」の管理運営事業は、今流行りの指定管理者制度。公募選定の委員をしたこともあるけど、いつも閉塞感を感じてしまいます。確かに、同種事業で経験や実績のある民間事業者に運営委託することで、事業費をかなり削減できてるんだろうけど、施設自体の老朽化の問題が大きい。地域で魅力的な子どものたまり場を目指すなど、事業のダイナミックな変革を視野に入れるなら、施設の大改築や新築も不可避。それなのに指定管理者にはそういう権限も無いし、行政の代わりに考えてくれることもおそらく期待できない。結局、人件費などの経費を節減して、やりくりすることに終わってるように見えるんですよね。

 

こういう政策評価的な議論を市民審査員も交えてするのは良い。やらないよりはやるほうがずっと良いと思います。ただ、教育事業全体の行財政状況とかその中での位置づけとかが判らないまま、その対象事業のことだけ検討するので、そこにいつも限界を感じてしまう。

 

でも、「子育て」や教育は、社会全体が最もコストをかけるべきところだと思います。子どもには、ホンモノを体験させて、手間ヒマかけて育ててやりたい。

無駄な箱モノとか、大企業に媚びるような事業に税金使うくらいだったら、子どもの教育に使ってほしい。

S市民ではないけど、そう思います。


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