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2012年2月27日

自然エネルギーで町おこしする長野県飯田市

今月10、11日、 弁護士会の公害環境委員会の調査で、長野県飯田市に行ってきました。

 飯田市は、太陽光や木質バイオマスのエネルギー利用を軸に、「環境文化都市」「文化経済自立都市」を目指しています。

 

いいな!と思ったのは、行政と民間会社(ファンド)の信頼と連携です。

 「南信州おひさまファンド」は、民間企業のおひさまエネルギーファンド株式会社が全国から出資を募り、飯田市は公共施設38か所の屋根などを提供し、民間企業のおひさま進歩エネルギー株式会社がこれを借りておこなう太陽光発電事業に、集めた出資金を投資するものです。目標利回りが2%から 3%弱といいますから、結構良いですよね。

 おひさま進歩エネルギー株式会社はまた、一般住宅向けの太陽光パネルの設置普及事業「おひさまゼロ円システム」も始めています。パネル代や設置費用など初期費用が要らない代わりに、9年間、2万円弱の定額電気料金を支払ってもらう、というものです。環境に貢献したいけど経済的負担が・・という多くの方に納得してもらえそうなビジネスモデルですよね。

 

 NPO法人いいだ自然エネルギーネット山法師が運営する、化石燃料ゼロハウス「風の学舎」も見てきました。飯田市のもと環境担当職職員の方が脱サラして始めたNPO法人で、伝統的なライフスタイルを手本に、化石燃料を使わない自然エネルギーによる快適でゆとりのある暮らしを実体験する施設です。囲炉裏やカマドが懐かしい一方で、太陽光パネルや薪ストーブがモダンな素敵なお家でした。天竜川と中央アルプスが一望できる素敵な場所(上記写真)です。

中部電力も飯田市との共同事業でメガソーラー事業に取り組んでいました。山中の土採場跡で、水道施設も無いところなので飯田市も土地利用に困っていた場所です。ズラリと並んだ太陽光パネルの向こうに南アルプスというのも素敵ですね。

 飯田市は意外に雪は少なく、年間の日射量も豊富で、雪対策さえすれば、1000kw/hくらいの発電が見込めるそうです。

中央アルプスと南アルプスに挟まれた、とっても素敵なこの町が、自然エネルギーを軸に活性化して若い人たちもどんどん集まるようになれば、素晴らしいことですよね。


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