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2013年4月12日

顧問弁護士の役割

ここ最近ずぅっと、顧問先の会社にもっとお役にたてることはないかなぁと考えています。

伝統的な「顧問弁護士」のスタイルは、何もしなくても毎月の顧問料が入ってくるというもので、今もほとんどはそうだと思います。会社のほうも「顧問弁護士」に期待するものは、いざ何か起こったときのための保険のようなもの、あるいは、「ウチには顧問弁護士がおりますから」という箔付け、という認識が年配の社長さんには多いようです。

でも、いつまでもそうはいきませんよね。特に、若い世代の社長さんは疑問を感じると思います。

私でも、何もしてもらわないのにお金だけ払い続けるのには、納得できないと思います。

 

それで、数年前から、私の顧問先の方々には、もっと日常的な経営のことを、もっと気軽にご相談いただけるようお願いをしてきました。その甲斐あって、最近は、契約書のチェックや基本契約書の作成なども多くなり、会社にも何回か訪問させていただいて、幹部社員の方々のお顔やお名前も判るようになってきました。

 

以前、ある方に「会社に顧問弁護士が来たら、社員たちはどう思うか知ってますか?」と聞かれたことがあります。???という顔をしていると、「『この人は自分たちの首を切りに来たのかも』『会社に何か問題があるんだ』なんて思うんですよ」と言われました。ちょっとショックでした。

 

最近、新しく顧問先になっていただけそうな会社があって、訪問させていただきました。

私がとってもうれしかったのは、その会社の組織づくりを支えてきた幹部社員の方が、社長さんに連れられて挨拶に来た私を見て、とっても素敵な笑顔で迎えてくださったことでした。

「この人たちが働いているこの会社を私がちゃんとお護りスルゾ!」って思いました。そうそう、こういう会社の一生懸命働いている人たちの笑顔を護るのが顧問弁護士の役割なんだと思います。

 

「箔付け」や「保険」といった伝統的な顧問弁護士との関係では、表向きの付き合いしかしてもらえず、本当に都合の悪いことは、問題が起こってからしか相談に来てもらえません。でも、たいていそれでは手遅れです。本当は、都合の悪そうなことほど、早めに、弁護士に相談に来てもらう必要があります。例え、本当に都合の悪いことであっても、傷が浅いうちは手の打ちようがいくらでもあるからです。

 

幸い、私の顧問先はどこも良い会社さんですが、今の時代、良い会社でもいろいろと不都合なことに巻き込まれる危険性は増えています。不都合なことでも、小さい種のうちから、包み隠さず、相談してもらえる、そういうホンモノの信頼関係を、社長さんや経営幹部の方々と築きたいと考えています。

 

「知恵袋」とか「用心棒」とか「頼れる相談相手」って言ってもらえたらなぁと思ってます。


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