人も自然も輝く未来に

ブログ

2015年12月25日

裁判を早くする私の技「法廷制空権」

おこがましい大上段のタイトルで、こっぱずかしい限りです。

裁判てなんであんなに時間がかかるの?と思ってる方、多いですよね。相手方弁護士や相手方本人もいるし、訴訟指揮権はもっぱら裁判官にあるので、弁護士が一人でガンバっても、そうそう早く解決できるものではありません。それでも私は、出来る限りいろんな工夫をして、裁判を早く進めるよう努力しています。

 

その1つが、「法廷制空権」を握る、です。「法廷制空権」は私の造語です。裁判や調停の期日は、どうしても1か月に1回しか入れてもらえません。そこで、少しでも早く、実質的な議論を進めるには、1回1回の期日をより充実した実のあるものにできるかが鍵になります。

具体的には、期日に主張する内容を書いた書面(準備書面といいます)を1週間前には出すようにします。相手方が出すべき場合は、裁判官に注意を促して、1週間前の期限を切ってもらい、必ず出してもらうようにします。事前に出された書面には必ず事前に目を通し、期日に議論を進めるための作戦をあれこれ考えます。そして、期日当日は、予め立てた作戦に従い、必要なことはその場で言い、裁判官にあれこれ「お願い」して相手方に必要な準備を指示してもらうようにします。

こうすると、法廷ではもっぱら私が発言することになり、裁判官を立てながら、期待したような進行に持っていくことができます。法廷の場の空気を味方に付ける感じなので、法廷制空権、と名付けました。

 

先日、再エネ発電所情報公開義務付け裁判を息子に傍聴させましたが、期日が終わってから感想を聞くと、「あんたばっかしゃっべてたなぁ」と言われました。そうです。このときも、前日に国から出され求釈明には、裁判長が「次回に・・」と言いかけたのを遮って、その場で即答し、反対に国のほうに次回までの準備を指示してもらうことができました。

実際のところ、どれくらい短縮できているのか、数値化することはできないのですが、お客様アンケートの結果を見る限り、解決までの時間については満足いただいている方が多いです。

 


このページのトップへ


Copyright (c) 2011 赤津法律事務所 ALL Rights Reaserved