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2016年11月11日

弁護士事務所の「メニュー」

当事務所は、行動指針に「私たちはお客さまの自己決定を尊重します。」と謳い、具体的には「解決策(法的手段)はメニューで、メリットやデメリットを見通しとともに説明します。」とお約束しています。

お客様からは、「メニューで、というのが良いよねぇ、客は自分で判断できるから、納得できるよねぇ」と喜んでもらっています。

ただ、実際に相談されたことのない方には、少し判りにくいかもしれません。

 

弁護士に対する不満として、「任せておいたら大丈夫と思っていたのに、こんな結果になった」とか、「長い間、何の説明もない」というのがあります。

弁護士のほうからは「仮処分やってくれと言うからやったのに、後から、裁判からやってもらった方がよかった、と文句を言われた」というのも聞きました。

どちらも、専門家の説明責任、という問題だと思います。

 

弁護士は専門家ですが、あくまで代理人であって、法律効果の責任を引き受けるのは、ご本人です。

経営者からのご相談は、経営判断の一環ですし、会社に責任を持っておられるのは、経営者ご本人です。

 

ご本人の「ニーズ」は、「裁判すること」ではなくて、「紛争を解決すること」なのですから、紛争解決の手段としては、裁判にもいろいろなやり方があり、法的手段も複数案が考えられます。喧嘩別れになって良い相手か、今後も付き合わざるを得ない相手かによって、大きく変わってきます。

 

私は、自分自身が「他人に自分のことを決められるのがイヤ!」な性質なので、お客さんもそうだろうなと思って、複数の法的手段が考えられる場合は、ぜ~んぶ、説明するようにしてきました。

 

そうしてみたら、自分で考えて判断する、自立した良いお客様が来て下さるようになり、裁判は水物で途中いろいろあっても理解してくださるようになり、最終的な解決の内容にもご納得、ご満足いただけるようになりました。

 

専門家として自信があるなら、知識や情報は開示できるはずです。同じ知識や情報を持っていても、より良い判断ができるのが、専門家のはずだからです。

 

「メニュー」は、私が自分で考えて、自分なりに実践していた法律相談の手法ですが、お客様にホメていただいて、当事務所の「強み」として再発見、再認識できました。

これからも研鑽に励んで、「メニュー」を深化させますね。

 

 

 

 

 

 


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