
2017年4月18日
中小企業家同友会では、人を活かす経営の具体的なやり方として、経営指針の作成と実践を進めています。
経営指針とは、経営理念、経営方針、経営計画を立て、これを実行していくことです。中小企業家同友会では、先輩経営者がリーダーとなって、手作りの経営指針セミナーを会員向けに開催し、経営指針の成文化と実践の運動を広げています。
私も会員なので、10年以上前に経営指針セミナーに参加して、経営理念を作りました。でも、頭の中に在るようで、いざ文字にしてカタチにしようとすると、なかなか難しいものです。自分でも納得できる経営理念をカタチにするまで、10年もかかってしまいました。
経営理念が出来たので、2年前から経営計画も作って「実践」に挑戦しています。
今年も今月5日、事務所の年度会議を行い、今年度の経営計画を立てて、実践3年目に突入!しました。
最初のうちは、経営計画といっても何をやっていいのかわからない感じでしたね。
もちろん、とりあえずは売上目標を立てるのですが、じゃあ、その売上目標を実現するために何をすればいいのか、それがなかなか具体的な行動計画にならないんですよね。
売上げを上げるには、新規開拓?営業活動?ですが、どこかで誰かに事件を起こしてもらうってわけにもいかないじゃないですか。
そうやって、もがきながらも、1年2年と計画を立てて実行と点検をくりかえすうち、少しづつですが、「経営指針の実践」というものが私なりに解ってきたような気がします。
そうなんです、私には、経営指針の実践って、シェイプアップのための筋トレやダイエットに似てると思えるんですよね。
どんな体型を目指すかを考えて、そのための栄養管理や運動(筋トレも含め)を考えて、その実行計画を立てて、日々(実際には毎週?)がんばって実践する。決めたメニューをこなしても、その分がすぐに確実に目に見えるようになるわけではないけれど、ちゃんと頑張って続けていれば、いつかは必ず結果となって、体重計やメジャーの数字に表れる。
ここまで読んで、ベテラン経営者の皆さんは、失笑しておられるかもしれませんね。またお会いしたときにでも、ご意見ご感想、ご叱責も、いただければ幸いです。
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